こんにちは。今回は小国町の自然に囲まれた一軒家のおやつ屋さん「Naëbaco(ナエバコ)」をご紹介します。こちらでは季節に合った手作りのおやつをいただくことができます。
お店の名前は「苗箱(なえばこ)」が由来。農業において機械化が進んでいる中、種から芽を出す「苗箱」は今も当時と変わらない形をしていることから、この場所が「芽が出て育つ場所」になるようにという思いが込められているそうです。
Naëbacoの外観
可愛らしい看板が指差す方向には、大きな木が目印の一軒家が見えます。駐車場を特に設けていないので、路肩に寄せ駐車可能です。
オープンの日である毎週金曜日と土曜日に、お店の入口に看板が設置されます。
またおやつをいただきながら映画鑑賞ができる【シネマカフェ】というイベントも開催されています。こちらは主に土曜日の19時30分スタートとのことです。
Naëbacoのメニュー
ドリンクメニュー
おやつメニュー
小国町出身の川崎ひかりさんが、自身が収穫した食材や小国町産の食材を使ったおやつやドリンクを提供しています。季節ごとに裏の畑で採れた旬の食材を活かした手作りのメニューが特徴的で、表記の名前にも目が惹かれます。
ちなみに「放し飼い卵」はNaëbacoさんの2階から見える鶏小屋で川崎さんのお母様が育てた鶏から採れた卵のことです。新鮮な卵を使って作られるおやつは格別ですね。
Naëbacoの店内様子
1階:手作りおやつを見ながら注文
注文は1階で行い、1階の席または2階の席でいただくことができます。並んでいるおやつを直接見て選ぶことができます。
木造のやさしい雰囲気で、現代では希少となった「すりガラス」の窓から差し込む自然光にどこか懐かしさを感じます。
2階:ソファと座布団でくつろげる
アットホームな雰囲気の2階のフリースペース。ふかふかのソファと座布団に腰掛けるとついつい長居してしまうほどの居心地の良さです。
レトロな家具の数々はご実家のものだそうです。懐かしさが感じられるほっこりした空間です。
暖炉も兼ね備えており、寒い日にもぽかぽかとゆっくり過ごすことができます。隣に積まれた薪が絵本の世界のように感じられ素敵です。
Naëbacoの注文した料理紹介
山栗エスカルゴ
かたつむり柄の渦を巻いている見た目のクッキー。山栗はお店の裏庭から収穫したものだそうです。可愛らしい見た目に食べる前からワクワクします。程よい柔らかさで、栗の自然の風味が感じられ美味しかったです。
放し飼い卵カヌレ
大きめのカヌレは、お米育ちの鶏卵のコクがある味わいで、コーヒーやお茶によく合いました。また、小麦粉はkegoyaさんの小国町産小麦粉を使用しているそうです。
ハーブティー(夏のおわりブレンド)
お店周辺で収穫できる身体にやさしい野草がたっぷり入ったハーブティー。種類は、レモンバーベナ、レモンバーム、月見草、アカツメクサ、スイートマジョラムなど。
夏に収穫し、天日干しをした後に保存しています。神経を和らげる効能がある野草が使用されているので、心がホッと落ち着くような味わいでした。
Naëbacoのサービス
毎週土曜日の19時30分より開かれるシネマカフェ【シネマ叶水】
無料で映画上映会を2階のフリースペースにて行なっています。
町民が気軽に集う場所を作れないかと考えた時に、小国町に映画館が無いので誕生したのが映画鑑賞だったそうです。皆でおやつをいただきながら、映画の感想を言い合うことができる環境が素敵ですね。
まとめ
今回は、小国町の小さな集落にある手作りのおやつ屋さん「Naëbaco(ナエバコ)」をご紹介しました。
こちらでは、小国町産の食材を使用した季節に合わせた手作りのおやつやドリンクをいただくことができます。
また、米袋を再利用して作成された名刺が大変素敵でした。ふと「Less is more : 少ない方が豊かである」という言葉を思い出し、あるものを最大限活用していくことで、暮らしが豊かになり得ることを実感しました。
Naëbacoさんで種から芽が出るような温かいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
店名 | Naëbaco(ナエバコ) |
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住所 | 〒999-1212 山形県小国町大石沢726 |
交通手段 | 小国駅から車で約15分 |
営業時間 | Naëbaco(ナエバコ)さんのインスタグラムをご確認ください! |
Webサイト | https://naebaco.jp/ |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/naebaco/ |